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10月の備前焼まつり 小町がPR 本社訪れ「見て触れて楽しんで」

備前焼まつりをPRする備前焼小町の芳田さん
備前焼まつりをPRする備前焼小町の芳田さん
 10月14、15日に備前市伊部地区で開かれる「第39回備前焼まつり」(同まつり実行委主催、山陽新聞社など共催)をPRするため、備前焼小町らが20日、岡山市北区柳町の山陽新聞社を訪れた。

 一行は備前焼小町の芳田理吏さん(19)、実行委員長を務める備前市の杉浦俊太郎副市長ら4人。応対した松田正己社長に「備前焼は釉薬(ゆうやく)を使わず、長時間焼き締めることで生まれる“土と炎の芸術”。ぜひ見て、触れて楽しんでほしい」とアピールした。

 まつり会場はJR伊部駅周辺。窯元やギャラリーが並ぶ通りを歩行者天国にし、備前焼の食器や花入れなどを市価の2割引きで販売するほか、地元の食材を使ったグルメや雑貨が集うマルシェを初開催する。岡山県備前焼陶友会の所属作家によるろくろの実演、5月の地震で被災した石川県の珠洲(すず)焼を支援するための展示即売会もある。

 問い合わせは備前市備前焼振興課内の実行委事務局(0869―64―1887)。

(2023年09月20日 16時19分 更新)

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