万博の会場建設費、増額検討へ 「対応協議」と経産相
西村康稔経済産業相は１５日の閣議後の記者会見で、１８５０億円を見込む２０２５年大阪・関西万博の会場建設費について、増額を検討する考えを示した。「必要があれば国、自治体、経済界で対応を協議したい」と語った。現在、政府の指示を受けて日本国際博覧会協会で金額の精査が行われており、内容を基に判断する。
万博の会場建設費は、大阪府・市、経済界、政府で３分の１ずつ負担する仕組み。既に当初の１２５０億円から１８５０億円に膨らんだが、資材価格や人件費の高騰で、さらなる上振れが懸念されている。
来場者の安全確保については「最も基本的かつ重要なことだ」と強調した。
万博の会場建設費は、大阪府・市、経済界、政府で３分の１ずつ負担する仕組み。既に当初の１２５０億円から１８５０億円に膨らんだが、資材価格や人件費の高騰で、さらなる上振れが懸念されている。
来場者の安全確保については「最も基本的かつ重要なことだ」と強調した。
（2023年09月15日 19時06分 更新）
