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大阪府と市、IR協定案認可申請 開業遅れ、投資額増を反映

 大阪市役所(左)と大阪府庁本館
 大阪市役所(左)と大阪府庁本館
 大阪府と大阪市は8日、カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の開業に向けた実施協定案について、政府に認可を申請した。認可が出れば、運営事業者となる「大阪IR」と月内にも協定締結を見込む。当初想定からの開業予定時期の延期と、事業者による初期投資額の上振れに伴う計画の修正も併せて届け出た。

 4月に政府が認定した区域整備計画段階では、開業時期は2029年秋―冬ごろ、大阪IRによる初期投資額は1兆800億円としていた。府市が今月5日に公表した実施協定案によると、開業は30年秋ごろに遅れ、初期投資額は1兆2700億円に上振れしている。

(2023年09月08日 20時10分 更新)

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