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内閣感染症統括庁が発足へ 司令塔に、厚労省対策部も

 栗生俊一氏
 栗生俊一氏
 感染症対応の司令塔機能を担う「内閣感染症危機管理統括庁」が1日、内閣官房に発足する。首相や官房長官と直結した指揮系統で、対策の企画立案や調整を一元的に担う。厚生労働省は1日付で「感染症対策部」を設置。新たな感染症危機が発生した時には、危機管理統括庁と厚労省対策部、今後設立される専門家組織「国立健康危機管理研究機構」が連携し、一体的に対応に当たることになる。

 危機管理統括庁トップの「内閣感染症危機管理監」は栗生俊一官房副長官、それを助ける「内閣感染症危機管理対策官」には厚労省の迫井正深医務技監を充てる。新設時は60人程度の職員を配置。危機時には最大300人規模とする。

(2023年08月31日 16時42分 更新)

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