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米商務長官、中国首相と会談 首脳会談に道筋、経済協議継続

 【北京、ワシントン共同】香港メディアによると、北京を訪問中のレモンド米商務長官は29日、李強首相と会談した。半導体輸出規制などを巡り米中対立が深刻化する中、バイデン米大統領と習近平国家主席による首脳会談に向け道筋をつけた形だ。経済問題での協議を続けることで、対立のエスカレートを回避する狙いとみられる。

 レモンド氏は27~30日の日程で北京と上海を訪問。29日には米中貿易協議を担当する何立峰副首相や胡和平文化観光相とも会談した。何氏とは米国による制裁関税などの問題、胡氏とは人的交流の促進へ向けた協議を行ったとみられる。

(2023年08月29日 19時32分 更新)

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