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イスラエルで反政権デモ 西岸、極右閣僚の入植地

 ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地キリヤトアルバで、警察官ともみ合うデモ参加者(左)=25日(共同)
 ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地キリヤトアルバで、警察官ともみ合うデモ参加者(左)=25日(共同)
 【キリヤトアルバ共同】イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸で25日、ネタニヤフ政権に対するデモがあり、左派系イスラエル人ら数百人が参加した。政権に加わる極右政党「ユダヤの力」党首、ベングビール国家治安相の自宅があるユダヤ人入植地キリヤトアルバで実施。一部参加者が警察ともみ合い、2人が拘束された。

 参加者は、最高裁の権限を抑制する「司法改革」や入植地拡大などネタニヤフ政権の政策に反対しており、「ファシスト国家は要らない」「占領政策を終わらせなければ、民主主義はありえない」と訴えた。

 ベングビール氏は反アラブの人種差別主義者として知られる。

(2023年08月26日 11時07分 更新)

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