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東証、午前終値3万1906円 米株下落で2カ月ぶり安値

 下げ幅が一時400円を超え、3万2000円を割り込んだ日経平均株価を示すモニター=16日午前、東京・東新橋
 下げ幅が一時400円を超え、3万2000円を割り込んだ日経平均株価を示すモニター=16日午前、東京・東新橋
 16日午前の東京株式市場は、前日の米国株下落を受けて金融を中心に幅広い銘柄が売られ、日経平均株価(225種)は大幅反落した。一時、節目の3万2000円を割り込み、取引時間中として6月8日以来約2カ月ぶりの安値を付けた。前日終値比の下げ幅は400円を超える場面があった。

 午前終値は332円64銭安の3万1906円25銭。東証株価指数(TOPIX)は20・71ポイント安の2269・60。

 前日の米ダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化懸念から下落。格付け会社が複数の米銀行を格下げする可能性に言及したことも悪材料だった。

(2023年08月16日 11時47分 更新)

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