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台風7号接近 岡山県内の交通混雑 帰省や行楽、予定早めて移動

切符を買い求める帰省客らで混み合うJR岡山駅構内=14日午後2時52分
切符を買い求める帰省客らで混み合うJR岡山駅構内=14日午後2時52分
 台風7号の接近に伴い、山陽・東海道新幹線の岡山―名古屋で15日の終日運休が決まるなど岡山県内も交通機関への影響が見込まれ、主要駅や空の便、高速道路は14日、お盆休みの予定を早めて帰省先や行楽地から帰路に就く家族連れらで混雑した。

 JR岡山駅では、東京・新大阪方面の新幹線指定席が午後を中心にほぼ満席となり、券売機前は切符を買い求める帰省客らであふれた。岡山市内の妻の実家を訪れ、帰りの日程を1日前倒しした会社員(64)=横浜市=は「明日までに仕事で帰る必要があり、すぐ予定を変更した。事前に運休の計画を知らせてもらえるのはありがたい」と話した。

 岡山桃太郎空港(岡山市)では東京行きの計10便が午前の一部を除いてほぼ満席。国際線も台北便、上海便ともに多くの利用客で混み合った。

 高速道路も夕方以降に交通量が増え、山陽自動車道上り線の備前インターチェンジ付近(備前市)で15キロ、笠井山トンネル(岡山市)、二子トンネル(倉敷市)付近で各6キロの渋滞が発生した。

(2023年08月14日 21時18分 更新)

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