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真庭・久世で最高気温38.2度 岡山県内6地点、今年最高

 瀬戸内地方は12日、高気圧に覆われて各地で気温が上昇した。岡山県内では、真庭市久世で最高気温が38・2度(平年33・1度)を記録。全16観測地点中6地点で今年最高を更新した。

 その他は高梁市38・0度(平年33・5度)▽岡山市中心部37・7度(33・7度)▽津山市36・7度(32・5度)―など12地点で35度以上の猛暑日となった。福山市は33・9度(33・2度)だった。

 岡山県内の各消防によると、12日夕までに男女16人が熱中症の症状で救急搬送された。倉敷市では、フットベースボールの全国大会に出場した県外の女子児童4人が体調不良を訴え運ばれた。いずれも軽症のもよう。福山市では3人が搬送された。

 JR姫新線美作落合駅(真庭市西原)では、レールの温度が規制値(57度)に達し、ゆがむ恐れがあるとして津山―新見間で一時運転を見合わせた。

 13日も岡山市中心部38度、津山市37度、福山市36度の最高気温が見込まれ、岡山地方気象台は「14日までは猛暑日となるだろう」と予測。熱中症への警戒を呼びかけている。

(2023年08月12日 20時21分 更新)

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