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東証大幅反落、終値768円安 米国債格付け懸念、今年最大下げ

 東京証券取引所
 東京証券取引所
 2日の東京株式市場は、ほぼ全面安の展開となった。日経平均株価(225種)は大幅反落し、終値は前日比768円89銭安の3万2707円69銭だった。米国債の格下げを懸念材料とみた売り注文が広がり、下げ幅は今年最大となった。

 東証株価指数(TOPIX)は35・60ポイント安の2301・76。出来高は約18億3400万株。

 格付け会社のフィッチ・レーティングスが米長期国債の格付けを最上位から引き下げたと発表し、米経済の混乱リスクが想起された。今週に入って急ピッチで上げていた反動に加え、中国が1日に希少金属の輸出規制を発効させたのも重しとなり、半導体関連を中心に多くの銘柄が下落した。

(2023年08月02日 16時28分 更新)

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