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児童と保護者 記事切り抜き学習 岡山・中国学園図書館で新聞講座

オリジナル新聞作りに励む小学生ら
オリジナル新聞作りに励む小学生ら
 中国学園図書館(岡山市北区庭瀬)は29日、同館で、新聞を活用した夏休み学習講座を開いた。小学生と保護者10組20人が参加し、関心のある記事を切り抜きグループで話し合ったり、分からない漢字や言葉を調べてワークシートに書き込んだりした。

 同図書館長の松井圭三中国短大教授(社会福祉政策)と山陽新聞社でNIE(教育に新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務めた。松井教授は「読解力や思考力を養うのに、新聞は最適な教材。疑問点があれば積極的に調べよう」と助言。瀬尾局次長は新聞の特徴や読み方のこつを説明し「楽しみながら新しい知識を身に付けよう」と呼びかけた。

 父親と参加した倉敷市の茶屋町小3年生(9)は「植物学者の牧野富太郎の記事を見つけ難しい漢字や言葉を辞書で調べた。新しいことが学べて楽しかった。これからも新聞を読みたい」と話していた。

(2023年07月29日 19時28分 更新)

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