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クジラに出会える海水浴場 和歌山・太地でオープン

 遊泳客の間近で泳ぐハナゴンドウ=21日午後、和歌山県太地町
 遊泳客の間近で泳ぐハナゴンドウ=21日午後、和歌山県太地町
 和歌山県太地町の海水浴場で21日、体長約3メートルの小型クジラのハナゴンドウ2頭を放し、遊泳客が間近で見られるイベント「くじらに出会える海水浴場」が始まった。2頭が海中から顔を出すと、家族連れらが歓声を上げた。8月16日まで。

 町立くじらの博物館で飼育しているハナゴンドウを海水浴場内のいけすに移動。午前11時からと午後1時からの2回、約15分間だけ海に放し、カヌーに乗った飼育員が誘導する。外海に出ないよう海水浴場の一部には網を張っている。

 天候やクジラの体調により中止する場合もある。問い合わせは太地町産業建設課、電話0735(59)2335。

(2023年07月21日 16時47分 更新)

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