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日祝にマルシェ 野菜や果物販売 循環バス停の造山古墳センター

「古墳マルシェ」の会場となる造山古墳ビジターセンター
「古墳マルシェ」の会場となる造山古墳ビジターセンター
 岡山市とおかやま観光コンベンション協会は、日本遺産「桃太郎伝説」を構成する市郊外の古墳や神社など9カ所を巡る「吉備ロマン無料循環バス」を22日から9月18日までの土日祝日(20日間)に運行する。市観光振興課は「歴史スポットや涼を感じられる自然豊かな吉備路エリアの散策を楽しんでほしい」と乗車を呼びかけている。

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 「吉備ロマン無料循環バス」の運行に合わせ、観光客をもてなそうと、停留所の一つになっている造山古墳ビジターセンター(岡山市北区新庄下)では、住民有志が地元産品の販売や音楽ステージの「古墳マルシェ」を日曜、祝日に開く。

 地元産の取れたて夏野菜をはじめ、桃やブドウといった旬の果物も販売する。午後1時~3時はセンターのテラスをステージに市内外のアマチュア音楽グループがライブショーを行う。キッチンカーが出店したり、古墳形の米粉パンを販売したりする日もある。

 魅力を発信して地域を元気にしようと初めて企画した。住民グループの男性(76)=同所=は「荒れた畑が増えてきたが、地域がにぎわえば畑仕事にも精が出る。マルシェを通じて地域に好循環を生み出したい」と話す。

 開催日は23、30日、8月6、11、13、20、27日、9月3、10、17、18日。問い合わせはおかやま観光コンベンション協会(平日のみ、086―227―0015)。

(2023年07月19日 09時13分 更新)

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