山陽新聞デジタル|さんデジ

米学生親善使節と書道で交流 倉敷商業高生、英語で書き方指導

倉敷商業高で書道を体験する米・カンザスシティー市の学生親善使節
倉敷商業高で書道を体験する米・カンザスシティー市の学生親善使節
 倉敷市と姉妹都市提携を結ぶ米・カンザスシティー市の学生親善使節が18日、倉敷商業高(倉敷市白楽町)を訪れ、書道体験などを通し生徒と交流した。

 訪問したのは現地の高校、大学に通う3人。英語の授業に参加した後、書道部の生徒に書き順を教わりながら「絆」「日本」と半紙にしたため、お盆に「夏空」「青い海」と好きな言葉を書いた。

 3人は背筋を伸ばして終始真剣な表情で取り組み、「書道をするのは初めて。うまく書けて満足」と米ミズーリ・コロンビア大2年エイダン・ジョイスさん(19)。2年女子(16)は「英語で指導するのは難しかったけど、意思疎通できてうれしかった」と話していた。

 3人は17日に来倉。31日まで市内でホームステイしながら市民と交流し、今後寺での座禅体験なども予定している。

 親善使節は、カンザスシティー市に拠点を置く民間ボランティア団体・米国中部日米協会が1981年から派遣。新型コロナウイルスの影響で2020年から中止が続き、4年ぶりの実施となった。

(2023年07月18日 15時44分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ