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指揮者の外山雄三さん死去 「管弦楽のためのラプソディー」

 外山雄三さん=2009年
 外山雄三さん=2009年
 NHK交響楽団正指揮者で、国内の多くの楽団で音楽監督などの要職を歴任した外山雄三(とやま・ゆうぞう)さんが11日午後7時2分、慢性腎臓病のため長野県の自宅で死去した。92歳。東京都出身。葬儀は近親者のみで行った。喪主は妻弥加(みか)さん。後日、お別れの会を開く予定。

 外山さんは東京芸術大で作曲を学び、1956年にNHK交響楽団で指揮者デビューした。京都市交響楽団や名古屋フィルハーモニー交響楽団などで常任指揮者や音楽監督などを歴任。大阪交響楽団名誉指揮者。

 作曲家としては「管弦楽のためのラプソディー」のほか、オペラや交響曲、合唱曲など多彩な作品を手がけた。

(2023年07月13日 18時02分 更新)

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