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名称「まびふれあい公園」に決定 倉敷市発表、豪雨復興のシンボル

復興防災公園(仮称)のイメージ図
復興防災公園(仮称)のイメージ図
 倉敷市は29日、西日本豪雨で甚大な被害を受けた真備町地区で復興のシンボルとして整備を進めている復興防災公園(仮称)の名称を「まびふれあい公園」に決めたと発表した。

 市内外から公募で寄せられた125件の名称案をベースに、市と真備地区のまちづくり組織が考案。「世代や地域を越えた交流の場になってほしい」との願いを込め、親しみやすさを重視して名付けたという。

 公園は建築家の隈研吾氏が設計に携わり、小田川と高馬川が交わる同町箭田地区の堤防沿い約4・5ヘクタールで整備している。多目的室や備蓄倉庫を備えた建屋、芝生広場、遊具などを配置し、来春完成を目指している。

 伊東香織市長は会見で「多くの人の思いを名前に反映させることができた」と述べた。

(2023年06月29日 19時19分 更新)

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