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米、高速・安価ネットに6兆円 バイデン大統領「今や必需品」

 26日、米ワシントンのホワイトハウスで演説するバイデン大統領(AP=共同)
 26日、米ワシントンのホワイトハウスで演説するバイデン大統領(AP=共同)
 【ワシントン共同】バイデン米大統領は26日、2030年までに高速で安価なインターネット接続サービスを米国のどこでも使えるようにするため、約425億ドル(約6兆円)を拠出する計画を発表した。米政権が同日開始した全米投資ツアーの一環。バイデン氏は演説で「高速ネットはもはやぜいたく品ではなく、絶対的な必需品になっている」と強調した。

 米政権は、全米で7%に当たる約850万超の世帯や中小企業が高速ネットに接続できていないと推計。大都市から地方まで、誰もが手頃な価格で利用できるようにすることを目指している。

 拠出金は、21年11月に超党派で成立させたインフラ投資法に盛り込まれていた。

(2023年06月27日 14時51分 更新)

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