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読み手意識した文章 新聞から学ぶ 津山信金職員研修最終回

正しく伝わる文章について学ぶ若手職員
正しく伝わる文章について学ぶ若手職員
 津山信用金庫(津山市山下)は20日、新聞を活用した研修(全3回)の最終回を本店で開き、2、3年目の若手職員10人が相手に正しく伝わる文章の書き方を学んだ。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が指導。文章を書く前に伝えたい内容を整理した上で段落に分けて組み立てるよう説明し「読み手が理解しやすい表現も工夫して」と助言した。

 職員はグループワークで助詞の使い方で変わる文章のニュアンスを話し合ったり、言葉の言い換えを考えたりして幅広い表現方法について理解を深めた。

 女性職員(24)は「相手によく伝わる文章作成の大切さを感じた。結論を先に伝えることなど今後の業務に生かしていきたい」と話していた。

 同信金では4月~6月初旬に全3回、新入職員にも新聞を活用した研修を実施した。

(2023年06月20日 17時45分 更新)

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