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米空軍、F15の代替機公開 嘉手納基地、一時配備で騒音増加

 取材に応じる米空軍第355戦闘中隊司令官のマイケル・ミカス中佐=16日午前、沖縄県の米軍嘉手納基地
 取材に応じる米空軍第355戦闘中隊司令官のマイケル・ミカス中佐=16日午前、沖縄県の米軍嘉手納基地
 米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)は16日、常駐するF15戦闘機約50機を段階的に退役させる計画に伴い、代替として一時的に配備しているF35Aステルス戦闘機などを報道陣に公開した。周辺自治体は代替機配備に伴い、騒音が増しているとして防衛省沖縄防衛局に改善を求めている。

 嘉手納町によると、騒音に対する苦情が昨年11月以降増加しており、今年4月24日から5月21日までの4週間で代替機が飛来する以前の約4倍に増加したという。

 第355戦闘中隊司令官のマイケル・ミカス中佐は騒音について「うるさいのは認識している。地域に与える影響をできるだけ少なくするよう心がけている」と話した。

(2023年06月16日 11時02分 更新)

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