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障害者の就職、2年連続増 6・6%、厚労省22年度調査

 厚生労働省は31日、2022年度にハローワークを通じて就職した障害者が、前年度比6・6%増の延べ10万2537人だったと発表した。2年連続の増加。新型コロナウイルス禍が落ち着く中で求人数が増え、仕事探しを始める人が増加したことが要因。担当者は「感染拡大前の水準に戻りつつある」としている。

 22年度に就職した人を障害種別で見ると、精神障害が5万4074人で最も多く、身体障害2万1914人、知的障害2万573人と続いた。コロナ前の19年度は延べ10万3163人で、ほぼ同水準となった。

 都道府県別では大阪が7681人で最多。東京が6581人、愛知が6208人だった。

(2023年05月31日 21時14分 更新)

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