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シバザクラ植え替え大学生ら協力 西粟倉の公園で400株作業

シバザクラの植え替えに取り組む大学生ら
シバザクラの植え替えに取り組む大学生ら
 岡山県西粟倉村の住民グループ・大茅地区活性化協議会は20日、維持管理に取り組んでいる「おおがや芝桜公園」(同村大茅)で、岡山市の大学生らとシバザクラ約400株を植え替え、来春の開花シーズンに備えた。

 岡山理科大、山陽学園大の学生・院生計9人をはじめ、地域住民ら約20人が参加した。のり面の傷んだ株を抜き取り、新しい苗を植えて肥料入りの土をかぶせた。

 岡山理科大4年生(21)は「研究の日々を送る中で、普段触れられない自然体験ができて新鮮。視野が広がったようです」と話した。

 協議会は2015年から岡山市の大学生や高校生らの協力を得て公園整備を進め、シバザクラは約1万6千株。今春はゴールデンウイークを中心に約6千人が訪れた。植え替え作業は今後も続ける。

(2023年05月22日 16時46分 更新)

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