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コロナ感染1機関当たり1.50人 岡山県、定点把握で初公表

岡山県庁
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 岡山県は18日、県内の指定84医療機関での「定点把握」に基づく新型コロナウイルスの感染者数(速報値)を公表した。コロナの5類移行に伴う「全数把握」からの切り替え後、発表は初めて。8~14日の1医療機関当たりの感染者は1・50人だった。19日には確定値と共に病床使用率や入院者数を示す。

 定点把握では県が指定医療機関に月~日曜の1週間分の報告を求めており、1医療機関当たりの感染者数が流行の尺度となる。単純比較はできないが、今回の1・50人は、同じ5類である季節性インフルエンザが流行期に入ったとされる注意報の発令基準(1医療機関当たり1人)を上回っている。

 定点当たりのコロナ感染者数を保健所別に見ると、備北が2・67人で最も多く、次いで倉敷市2・06人、真庭2・00人となり、岡山市は7保健所のうち最も少ない1・05人だった。感染者の年代別割合は10代19・8%、9歳以下14・3%、20代12・7%―と続いた。

 集計結果は県ホームページに掲載している。

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 福山市は18日、新型コロナウイルスの感染者が8~14日の1週間で、1医療機関当たり2・83人発生したと発表した。市内18医療機関からの報告。

(2023年05月18日 19時24分 更新)

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