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タイタニック号を3DCGに再現 緻密さ、調査に大きな一歩

 1912年4月に撮影されたタイタニック号(AP=共同)
 1912年4月に撮影されたタイタニック号(AP=共同)
 【ロンドン共同】1912年に航海中に氷山に衝突して沈没した英豪華客船タイタニック号の現在の全体像と船体の細部を、英国の深海探査会社などのチームが70万枚以上の写真を使って初めて3DCGに再現した。英BBC放送が17日報じた。

 事故状況を巡っては未解明点も多く、研究者は船体の全体像と細部の両方が分かるCGが衝突事故の解明に向けた「大きな一歩となる」と評価している。

 チームは遠隔操作の深海潜水機器を使い、大西洋の約3800m海底に沈む船体を200時間以上にわたり調査。さび具合やプロペラにあるシリアルナンバーなども再現した。船体は二つに折れ船首部と船尾部は約800m離れていた。

(2023年05月18日 12時21分 更新)

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