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情報収集や伝達 新聞の活用法学ぶ 岡山臨港、岡山港湾運送が研修

記事の見出しを考える岡山臨港と岡山港湾運送の社員
記事の見出しを考える岡山臨港と岡山港湾運送の社員
 総合物流業の岡山臨港(岡山市南区海岸通)と運輸業の岡山港湾運送(同築港元町)は12日、新聞を業務に活用するための合同研修を岡山臨港本社で始めた。両社の社員12人が7月までの計3回、社内外でのコミュニケーションを円滑にする情報の収集術や伝え方などについて学ぶ。

 山陽新聞社でNIB(ビジネスに新聞を)を担当する瀬尾由紀子読者局次長が講師を務め、新聞は第1段落にニュースの要点が盛り込まれていることを説明。記事の見出しは「『何をどうした』が分かる究極の要約」と指摘し、「見出しの特徴を意識して取引先に話を伝えたり、上司に報告書を書いたりしてほしい」と呼びかけた。参加者は記事に見出しをつける作業にも挑戦した。

 岡山臨港運輸部の社員(46)は「先に伝えたいことを書く記事の『逆三角形スタイル』は参考になった。今後の研修でもしっかり学んで仕事に生かしたい」と話した。

(2023年05月12日 18時50分 更新)

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