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がっぷり四つ「おんな相撲」白熱 鏡野で4年ぶり、柳谷さん優勝

白熱した勝負を繰り広げる女性力士たち
白熱した勝負を繰り広げる女性力士たち
横綱を目指し熱戦を展開する女性力士たち
横綱を目指し熱戦を展開する女性力士たち
 岡山県鏡野町上斎原の上斎原神社で3日、4年ぶりとなる「おんな相撲大会」があり、県内外から集まった力自慢の女性力士たちが栄光の横綱を目指して白熱した勝負を繰り広げた。

 「空の海」「くみ丸」など、思い思いのしこ名を名乗った10~70代までの女性27人がトーナメントで戦った。女性力士たちはがっぷり四つに組んで押し合ったり、相手を土俵の外に豪快に投げ飛ばしたりして手に汗握る試合を展開。観衆からは「頑張れ」などと大きな声援や拍手が送られた。

 激戦の結果、「柳腰」こと柳谷裕子さん(55)=倉敷市=が11年ぶり4度目の優勝を飾り、横綱となった。柳谷さんは「久々に声援を受けながら相撲ができてうれしかった」と声を弾ませていた。

 大会は、地元の地域おこしグループ・猪八戒(ちょはっかい)が1999年から開催。新型コロナウイルスの影響で2020年から中止が続いていた。

(2023年05月03日 20時15分 更新)

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