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竹久夢二本舗敷島堂

「瀬戸内れもんサブレ」の型抜きをする湯浅さん
「瀬戸内れもんサブレ」の型抜きをする湯浅さん
敷島堂平井店/シキシマドウノカフェ
敷島堂平井店/シキシマドウノカフェ
製造部
湯浅若菜さん(24) 就実大学人文科学部卒


お菓子作りで地域を元気に
入社の動機


 通っていた高校の近くに敷島堂の店舗があり、学校帰りによく友達と寄っていました。季節ごとにたくさんの種類のお菓子が登場し、特に楽しみだったのが季節の大福。店員の方の丁寧で明るい対応も強く印象に残っており、就活の時、一番に思い浮かんだのが敷島堂でした。お菓子作りが好きなので、食品系の会社の見学や合同説明会にも足を運びましたが、敷島堂の工場見学の際、現場の方たちがハキハキとあいさつをしてくれ、出来たてのお菓子をいただきながら「やっぱりここで働きたい」と入社を決意しました。

仕事内容

 製造部に配属されて2年目です。「夢二」「いちご夢二」「マスカットきびだんご」「瀬戸内れもんサブレ」などの銘菓を作るラインを担当。生地の仕込み作業から、機械の組み立て、起動、製造、出荷、片付けまでチームで行います。先輩が具体的に細かく教えてくれたり、責任ある箇所を任せてもらえる機会が増えたりしたことで、一通り自信を持ってできるようになりました。1年間の成長を感じています。また、自分が不安だったことや悩みも後輩の指導に生かされています。

 合同就職説明会にも、今度は会社側で参加。原材料にこだわっていること、スタッフ同士の仲が良く楽しい職場であることなど、就活生に魅力を伝えることで、あらためて敷島堂の良さを感じることができました。さらに良い印象を持ってもらいたいと、あいさつをより積極的にするようになりました。

働きがい

 おいしいお菓子を食べてもらいお客さまに喜んでもらうのが何よりうれしいのは入社以来、変わっていません。今年のお正月、ぜんざいを無料で振る舞うイベントがあり、お客さまから直接「おいしかったよ」と言ってもらえて、働きがいにつながりました。

 目標は、自分で考案した和菓子でお客さまを笑顔にすること。昨年、「おかしなお茶会」という社内企画に参加。入社5年以内の社員たちとチームを組み「敷島堂平井店/シキシマドウノカフェ」で提供する新メニューの開発を模擬体験しました。考案から試作・試食まで貴重な経験でした。まとめたものを社内会議に提出する予定です。

就活生へ

 楽しく働きたいと思っている人は、希望する会社の説明会や現場に積極的に足を運んでみてください。私は働いている人同士の雰囲気や、あいさつを元気よくしているか、といった点をよく見ていました。

竹久夢二本舗敷島堂株式会社
所在地 瀬戸内市邑久町尾張1153-1
電話番号 0869-22-0145
ホームページ https://www.shikishima.co.jp/
資本金 1000万円/売上高 10億6633万円(2023年6月期)/社員数 149人(男性36人、女性113人)/事業内容 菓子の製造・販売/事業所 本社、工場、直営店8店舗/採用実績 6人(2023年実績)

(2024年03月01日 06時10分 更新)

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