笹ケ瀬川のごみ どう減らそう? 岡山・御南西公民館 世代超えWS
海ごみ問題を考えるワークショップが12日、岡山市北区田中の御南西公民館で開かれた。地元の御南中の生徒を中心に幅広い世代の約60人が参加。学区を流れ、児島湖に注ぐ笹ケ瀬川のごみを減らすために、自分たちが実践できる解決策などを話し合った。
3月12日実施の一斉清掃「海ごみストップ! 笹ケ瀬川クリーンアクト」を前に、山陽新聞社が同公民館と共催で初めて企画した。
参加者は10グループに分かれて意見交換。多世代の対話の場づくりを展開するNPO法人だっぴ(岡山市)の森分志学代表理事(32)が進行役、水島地域環境再生財団(倉敷市)の塩飽敏史理事兼研究員(47)が講師を務めた。
塩飽さんは笹ケ瀬川でのごみの調査から、容積で全体の約8割をペットボトルなどのプラスチック類が占める実態を説明。参加者はごみの削減策について「みんなで定期的に清掃する」「リサイクルできる食品容器を増やす」「ごみが漏出しないごみステーションをつくる」「“マイごみ入れバッグ”を持つ」などさまざまな意見を出し合い、模造紙にまとめていった。
3月の清掃に参加する御南中2年生(14)は「海に流出する前に川でごみを回収することが大事だと分かった。資源を再利用できるよう、分別もしっかりしていきたい」と話した。
ワークショップは、瀬戸内海の豊かな環境づくりを目指し、山陽新聞社が地域と取り組む吉備の環(わ)アクション「里海 未来へ」の一環。福田公民館(岡山市南区古新田)でも同25日に開かれる。岡山、広島、香川、愛媛の4県と日本財団でつくる瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成事業。
3月12日実施の一斉清掃「海ごみストップ! 笹ケ瀬川クリーンアクト」を前に、山陽新聞社が同公民館と共催で初めて企画した。
参加者は10グループに分かれて意見交換。多世代の対話の場づくりを展開するNPO法人だっぴ(岡山市)の森分志学代表理事(32)が進行役、水島地域環境再生財団(倉敷市)の塩飽敏史理事兼研究員(47)が講師を務めた。
塩飽さんは笹ケ瀬川でのごみの調査から、容積で全体の約8割をペットボトルなどのプラスチック類が占める実態を説明。参加者はごみの削減策について「みんなで定期的に清掃する」「リサイクルできる食品容器を増やす」「ごみが漏出しないごみステーションをつくる」「“マイごみ入れバッグ”を持つ」などさまざまな意見を出し合い、模造紙にまとめていった。
3月の清掃に参加する御南中2年生(14)は「海に流出する前に川でごみを回収することが大事だと分かった。資源を再利用できるよう、分別もしっかりしていきたい」と話した。
ワークショップは、瀬戸内海の豊かな環境づくりを目指し、山陽新聞社が地域と取り組む吉備の環(わ)アクション「里海 未来へ」の一環。福田公民館(岡山市南区古新田)でも同25日に開かれる。岡山、広島、香川、愛媛の4県と日本財団でつくる瀬戸内オーシャンズX推進協議会の助成事業。
(2023年02月13日 18時57分 更新)