真庭市北房地域で320年以上続くとされる「北房ぶり市」が5日、同市下呰部の呰部商店街一帯で開かれた。新型コロナウイルス禍で3年ぶりの再開とあって、待ちわびた来場者が脂の乗った旬のブリを買い求めた。
歩行者天国とした会場2カ所に「ぶり小屋」が設けられ、長崎や富山県などで水揚げされた天然物約300匹を市価より2割ほど安く販売。家族連れらが次々と注文し、慣れた手つきの業者が希望のサイズにさばいた。
7キロのブリの切り身を購入した男性(76)=岡山県吉備中央町=は「毎年楽しみなイベントでようやく再開されてうれしい。刺し身と煮付けにして家族で味わいます」と話した。
地元で採れた野菜や加工食品、県内外のグルメを売る店が並んだほか、太鼓演奏や神楽などのステージイベントもにぎわった。
北房ぶり市は江戸時代、一帯を飛び地として領有した伊勢亀山藩(現三重県)が領内繁栄のため市を奨励したのが始まりとされる。
歩行者天国とした会場2カ所に「ぶり小屋」が設けられ、長崎や富山県などで水揚げされた天然物約300匹を市価より2割ほど安く販売。家族連れらが次々と注文し、慣れた手つきの業者が希望のサイズにさばいた。
7キロのブリの切り身を購入した男性(76)=岡山県吉備中央町=は「毎年楽しみなイベントでようやく再開されてうれしい。刺し身と煮付けにして家族で味わいます」と話した。
地元で採れた野菜や加工食品、県内外のグルメを売る店が並んだほか、太鼓演奏や神楽などのステージイベントもにぎわった。
北房ぶり市は江戸時代、一帯を飛び地として領有した伊勢亀山藩(現三重県)が領内繁栄のため市を奨励したのが始まりとされる。
(2023年02月05日 17時16分 更新)