伊原木隆太岡山県知事は7日、高額献金などが問題化している世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について「特異な団体」との認識を明らかにした。教団側による制定への働きかけが指摘されている県家庭教育応援条例にも触れ、教団との関係に関する調査は行わない方針を示した。
県議会一般質問の答弁で言及した。知事は旧統一教会を巡って9~10月、金銭トラブルや親族間の問題など全国で2千件を超える相談が国の窓口に寄せられたことを踏まえ「私としては、かなり特異な団体ではないかと感じている」と述べた。
家庭教育応援条例に関しては制定過程のパブリックコメント(意見公募)で多数の意見が寄せられ、語句の修正や追記を行ったことから「県民の意見を踏まえ、修正された上で制定された。条例と旧統一教会との関係の調査は考えておらず、引き続き家庭教育への適切な支援に取り組む」とした。
同条例は家庭教育を社会全体で支援すると定め、4月に施行。同様の条例は他に全国9県が制定している。
県議会一般質問の答弁で言及した。知事は旧統一教会を巡って9~10月、金銭トラブルや親族間の問題など全国で2千件を超える相談が国の窓口に寄せられたことを踏まえ「私としては、かなり特異な団体ではないかと感じている」と述べた。
家庭教育応援条例に関しては制定過程のパブリックコメント(意見公募)で多数の意見が寄せられ、語句の修正や追記を行ったことから「県民の意見を踏まえ、修正された上で制定された。条例と旧統一教会との関係の調査は考えておらず、引き続き家庭教育への適切な支援に取り組む」とした。
同条例は家庭教育を社会全体で支援すると定め、4月に施行。同様の条例は他に全国9県が制定している。
(2022年12月07日 18時59分 更新)