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旭川水系で第1次取水制限始まる 岡山県が渇水対策本部設置

第1次取水制限に伴う対応を協議した県渇水対策本部の会議
第1次取水制限に伴う対応を協議した県渇水対策本部の会議
 旭川水系の流域自治体や企業などでつくる旭川水系水利用協議会(事務局・国土交通省岡山河川事務所)は4日、上水道と工業用水を各10%、農業用水を30%カットする第1次取水制限を始めた。当面は生活などへの影響はない。同水系の取水制限は2002年以来20年ぶり。

 制限開始に合わせ、県は同日、渇水対策本部を設置。本部長の横田有次副知事が「深刻な水不足も懸念される。迅速で効果的な対策をしていこう」とあいさつ。渇水に関する情報収集や県民への節水啓発を行うことを確認し、県庁舎には節水を呼び掛ける懸垂幕(縦15メートル、横1・8メートル)を掲げた。

 旭川水系の主要ダム(湯原、旭川)の貯水率は22・3%と平年(66・1%)を大きく下回っている。

 岡山地方気象台によると、今後1週間は貯水量が一気に回復するほどの雨が降る可能性は低いという。旭川水系水利用協議会は8日に再び会合を開き、カット率の引き上げを含めた対応を協議する予定。

 旭川水系では02年9~11月に約70日間取水制限を行ったが、生活への影響はなかったという。

(2022年07月04日 19時20分 更新)

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