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プログラミングやドローン講座を 勝山高卒業生有志 CFで費用募る

「鼓山塾」の開講に向けて話し合う山下代表(右から2人目)ら実行委メンバー
「鼓山塾」の開講に向けて話し合う山下代表(右から2人目)ら実行委メンバー
 勝山高(真庭市勝山)の卒業生有志らは今夏、同高生徒にプログラミングや小型無人機ドローンの操作などを学んでもらう無料講座「鼓山(こざん)塾」を開講する。定員割れが続く同高の新たな魅力づくりが狙い。専用機器の購入費などをクラウドファンディング(CF)で募っている。

 同高は創立111年で、普通科はここ4年連続で定員(120人または160人)を下回る状況が続く。危機感を覚えた卒業生らが母校の魅力アップに向け、今春に同塾実行委を発足。デジタル技術で地域づくりに関わる市内の株式会社・まちと学びのイノベーション研究所の協力を得て、国立大名誉教授や市内の事業家ら多彩な講師をそろえた。

 塾名は地元で親しまれる山にちなみ、全22講座(各1~10回)を7月下旬~10月末に開く。主な講座は、プログラミングを通じて映像を建物に投影するプロジェクションマッピングの制作▽国が提供するビッグデータ「地域経済分析システム(リーサス)」を活用した地域貢献策の考案▽ドローンの操作体験―など。英語や面接の入試対策、地域産業などを学ぶ講座もある。

 いずれも定員30人で1回90分。同高生が優先だが、誰でも参加できる。オンラインか市立中央図書館で開く。実行委の山下豊代表(71)は「他の高校にはない学びの形をつくり上げる。来年度以降も続け、母校の発展に寄与したい」と思いを語る。

 山陽新聞社や中国銀行などが運営するCFサービス「晴れ!フレ!岡山」を利用し、200万円を目標に7月24日まで協力を求める。寄付額に応じ、受講の優先権や活動報告書を受け取れる。

 詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/kozanjuku)。

(2022年06月27日 19時39分 更新)

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