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第3部 子どもたちは(4)思春期の苦悩 容易に出せぬ「SOS」

 「もう俺、終わったって、独りで震えていました」

 総社高2年の樋口陽介さん(16)は、高校受験を控えた一昨年の冬を振り返る。その時、焦りと絶望感がピークに達していた。

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(2020年05月03日 08時09分 更新)

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