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おでかけ

津山・鶴山公園で千本の桜満開 14日までまつり

満開を迎えた鶴山公園の桜。花のトンネルを行き交う人たちの足取りも自然と軽やかになる=5日
満開を迎えた鶴山公園の桜。花のトンネルを行き交う人たちの足取りも自然と軽やかになる=5日
本丸から見下ろす園内。淡いピンク色のじゅうたんが視界いっぱいに広がる=5日
本丸から見下ろす園内。淡いピンク色のじゅうたんが視界いっぱいに広がる=5日
備中櫓(やぐら)を眺めながら夜桜の下で飲食を楽しむ家族連れ=4日
備中櫓(やぐら)を眺めながら夜桜の下で飲食を楽しむ家族連れ=4日
満開の桜をバックにパチリ。スマートフォンで自撮りする女性たちの笑顔が映える=5日
満開の桜をバックにパチリ。スマートフォンで自撮りする女性たちの笑顔が映える=5日
 西日本有数の名所として知られ、岡山県内で唯一「日本さくら名所百選」に選ばれている津山市山下の鶴山公園(国史跡・津山城跡)で5日、ソメイヨシノなど約千本の桜が満開を迎えた。重厚な石垣を華やかに彩り、来園者を魅了している。

 本丸から見下ろす園内は、淡いピンク色で染め上げたよう。家族連れらは花をバックに写真撮影を楽しんだり、日没後に夜桜の下でお弁当を広げたりして花見を満喫している。

 家族5人で昼食を楽しんだ同市の来場者(69)は「花が咲き誇り、人もにぎわい、まさに春らんまん。食べ物もいつも以上においしい」と喜んでいた。

 桜の満開は昨年より9日遅く、見頃は14日ごろまで。同日までは「津山さくらまつり」(市観光協会などでつくる実行委主催)が開かれ、打ち上げ花火(6日)や地上約30メートルから桜を見下ろす「空中散歩」(6、7日)がある。開園は午前7時半~午後10時(8日以降は午前8時40分~午後9時)。入園料は高校生以上310円など。問い合わせは実行委(0868―22―3310)。

(2024年04月05日 17時38分 更新)

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