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山腹の畑に“純白のじゅうたん” 岡山・雄神地区 ヤーリーの花満開

岡山市東区雄神地区で満開を迎えたヤーリーの花
岡山市東区雄神地区で満開を迎えたヤーリーの花
 岡山市東区の雄神地区で特産のナシ・ヤーリー(鴨梨)の花が満開を迎え、山腹の畑に“純白のじゅうたん”のように咲き誇っている。

 中国原産のヤーリーは芳醇(ほうじゅん)な香りで、甘酸っぱくさっぱりとした味が特徴。東区西隆寺の石原果樹園では、樹齢100年以上の巨樹など約40本あり、水平に広がった枝のあちこちで直径3センチほどの真っ白な花が咲いている。

 3月末から授粉作業をスタート。今月中に実が膨らみ始め、5月初旬に袋がけを行う。収穫後に風味を高めるため1カ月程度熟成させ、歳暮向けに11月下旬に出荷する予定。

 同園の石原直樹代表(49)は「ヤーリーは雄神地区の大切な特産品。たくさん供給できるよう丁寧に育てたい」と話している。

(2024年04月04日 07時07分 更新)

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