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多彩な映画15本 真庭で楽しんで 2会場で8~10日、監督解説も

 子どもから大人まで楽しめる多彩な作品をそろえた「ニューガーデン映画祭2024」が8~10日、真庭市久世のビクトリィシアターと同市勝山の市立中央図書館で開かれる。監督による解説や飲食イベントもあり、映画で地域を盛り上げる。

 上映作品は15本。社会のあり方を問う作風に再注目が集まるドイツの女性監督ウルリケ・オッティンガーの「アル中女の肖像」(1979年)など3作や、浪曲界が舞台の「絶唱浪曲ストーリー」(川上アチカ監督、2023年)、全編手描きでせりふのないアニメ作品「父を探して」(アレ・アブレウ監督、13年)などがある。

 初日は市在住の山崎樹一郎監督「新しき民」(14年)の上映後、主演の俳優中垣直久さんが朗読劇を披露。最終日には地元小学生製作の短編を上映する「こども映画祭」がある。9日は久世、10日は勝山会場の周辺で飲食イベントも開かれる。

 映画祭は市民有志の実行委が企画し、今年で2回目。柴田祥子実行委員長は「多様な映画にイベントも盛りだくさん。気軽に遊びにきて」と呼びかける。

 チケットは1回券(前売り千円、当日1300円)と全日通し券(前売り5500円、当日6500円)で高校生以下は無料。映画祭の公式サイトから購入できる。映画のチケットとしても使えるお得な飲食イベント用チケット(4千円)もある。問い合わせは実行委(info@ngff.jp)。

(2024年03月06日 11時00分 更新)

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