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倉敷音楽祭開幕 多彩な催し展開 和太鼓奏者山部さんら演奏披露

オープニング公演で迫力の演奏を披露する出演者
オープニング公演で迫力の演奏を披露する出演者
 第38回倉敷音楽祭(倉敷市、市文化振興財団主催)が2日、倉敷市美観地区を主会場に開幕した。オープニング公演として、市出身の和太鼓奏者山部泰嗣さんら12人が迫力のステージを披露。20日までの期間中、多彩な音楽イベントを展開し、倉敷の春を彩る。

 公演は市芸文館(同市中央)であり、山部さんらが大小さまざまな太鼓を使って重低音を響かせた。琴や篳篥(ひちりき)と共演し優雅なハーモニーを織りなしたり、レーザー光を駆使した演出で盛り上げたりし、会場は歓声と拍手で包まれた。

 日本語学校講師の女性(51)=同市=は「太鼓の響きで空気が震えるのを感じた。照明と演奏が融合して格好良かった」と話した。

 音楽祭では、クラシック音楽や民俗芸能など全19公演を予定。メインの「町並みコンサート」は16、17、20日に開かれ、公募の計約80組が歌や演奏を披露する。

(2024年03月02日 19時21分 更新)

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