おでかけ
人形の豊かな表情 ファン見入る 瀬戸内で竹田喜之助展 17日まで
瀬戸内市出身の世界的な人形師・竹田喜之助(1923~79年)の生誕100年を記念した「竹田喜之助人形展」は17日の会期まであとわずか。会場の市立美術館(同市牛窓町牛窓)では8日も多くのファンが豊かな表情に見入り、物語の世界に思いをはせた。
東京帝大(現東京大)で学んだ工学知識を生かし、デザイン性だけでなく操作性の良さも備えた糸操り人形は「喜之助人形」と呼ばれ、制作数は生涯で2600体以上に上る。
会場には、文部省芸術祭奨励賞(57年)を受けた「雪ん子」をはじめ、県内初公開の「鶴の笛」「泣いた赤鬼」など演目別に計約100体を展示。代表作の「ヘンゼルとグレーテル」のコーナーでは、主人公のきょうだいや天女など7体が森を背景に愛嬌(あいきょう)ある顔でポーズを決め、人々をメルヘンの世界にいざなっていた。
岡山市東区の来場者(67)は「どの表情も面白くて、衣装がきれい。動く姿もぜひ見てみたい」と話した。
11日休館。同美術館と山陽新聞社主催。
東京帝大(現東京大)で学んだ工学知識を生かし、デザイン性だけでなく操作性の良さも備えた糸操り人形は「喜之助人形」と呼ばれ、制作数は生涯で2600体以上に上る。
会場には、文部省芸術祭奨励賞(57年)を受けた「雪ん子」をはじめ、県内初公開の「鶴の笛」「泣いた赤鬼」など演目別に計約100体を展示。代表作の「ヘンゼルとグレーテル」のコーナーでは、主人公のきょうだいや天女など7体が森を背景に愛嬌(あいきょう)ある顔でポーズを決め、人々をメルヘンの世界にいざなっていた。
岡山市東区の来場者(67)は「どの表情も面白くて、衣装がきれい。動く姿もぜひ見てみたい」と話した。
11日休館。同美術館と山陽新聞社主催。
(2023年12月09日 12時34分 更新)
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