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人形劇 卓越の技で来場者魅了 瀬戸内で喜之助フェスタ開幕

音楽家の生演奏と糸操り人形が共演した舞台
音楽家の生演奏と糸操り人形が共演した舞台
音楽家の生演奏と糸操り人形が共演した舞台
音楽家の生演奏と糸操り人形が共演した舞台
 瀬戸内市出身で、世界的に活躍した人形師・竹田喜之助(1923~79年)を顕彰する「喜之助人形劇フェスタ」が18日、同市邑久町尾張の市中央公民館で開幕した。19日まで喜之助の系譜を継ぐ人形師らが巧みな技をステージで展開する。

 喜之助が率いた「竹田人形座」を仕切る鈴木友子さん=東京=をはじめ、OBの飯室康一さんが主宰する「みのむし」(京都)などプロ5劇団と長野県のアマチュア1劇団が出演。愛嬌(あいきょう)のある糸操り人形と卓越の技が織りなすコミカルな動きが来場者を魅了した。

 OBの山本由也さん率いる「かわせみ座」(東京)は、音楽家の生演奏とコラボレーションした斬新な舞台を披露し、会場は笑いや拍手に包まれた。

 岡山大付属小4年の男子児童(9)は「人や動物の人形がまるで本物のように動いて、どのように操っているか不思議だった」と話した。

 フェスタは1988年に始まり34回目。19日は午前10時~午後4時。入場料は3歳~中学生700円、高校生以上1200円。

(2023年11月18日 17時11分 更新)

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