岡山ロケ地ガイド
『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』(2023年公開)
何者でもなかったフリーターが、伝説的ファンになった――。その“推し”との出会いは3年前の七夕まつり。岡山のローカル地下アイドルChamJam(チャムジャム)の舞菜(伊礼姫奈)に、人生初!のトキメキを感じてしまったえりぴよ(松村沙友理)は、現在、舞菜ひとすじの人生を送っている。パン屋で働き、収入のほぼすべてを推しに注ぎ、自らの服装は高校時代の赤いジャージのみという徹底ぶり!舞菜を推し続けること4年目に突入したある日、ChamJamに東京進出の話が浮上し、ますます応援に磨きがかかる。一方、チャンスが訪れながらも、人気は伸び悩み葛藤する舞菜。果たして、彼女たちは武道館に行くことができるのか――。
監督:大谷健太郎
原作者:平尾アウリ
出演:松村沙友理、中村里帆、MOMO(@onefive) 、KANO(@onefive) 、SOYO(@onefive) 、GUMI(@onefive)、和田美羽 、伊礼姫奈
■表町商店街
主な撮影場所は「上之町エリア」。映画やドラマでは何度も登場している。ChamJamが出演した「七夕イベント」は、アムスメール上之町時計台の前に特設ステージを組んで撮影している。
■西川緑道公園
えりぴよ、くまさ、基たちがChamJamイベントに参戦後、歩きながら推しへの思いを熱く語るシーンで登場。ドラマ版ではえりぴよに舞菜がイベントチラシを渡す出会いのシーンが撮影された。岡山市中心部にある緑豊かな公園で、夏や冬にはイルミネーションも楽しめる。
■水辺のももくん
後楽園外苑の南端にある銅像。ドラマ版第2話で「舞菜が武道館いってくれたら死んでもいい~!!」とえりぴよが愛を叫ぶシーンで出てくる。もちろん劇場版にも登場。えりぴよもまねした、ももくんポーズで記念撮影を楽もう。
■こぼれ話
劇中には、さまざまな岡山グルメが出てくる。ChamJamのファンたちが集まる喫茶店のメニューとして出てくる「えびめし」、えりぴよがいつも持っている紙袋は岡山土産で人気の「大手まんぢゅう」といったように、岡山県民の心をくすぐる仕掛けが盛りだくさん。ほかにも、どんなグルメが出てくるか探してみては?