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吉備中央町長 飲食代不足分を負担 後援会懇親会、公選法抵触恐れ

吉備中央町役場
吉備中央町役場
 岡山県吉備中央町の山本雅則町長が、昨秋開かれた自身の後援会主催の役員懇親会で、参加者の飲食代の不足分を支払っていたことが26日、分かった。山陽新聞社の取材に山本町長が明らかにした。選挙区内の有権者への寄付を禁じた公選法に抵触する恐れがある。

 山本町長によると、懇親会は昨年10月14日に倉敷市内のホテルであり、支持者ら28人が参加。1人当たりの料理、酒代は平均8千円近くになったが、徴収した会費は3千円で、差額分を立て替えたという。

 山本町長は「懇親会直後に会費を追加徴収するよう後援会に頼んでいたが(同時期に発覚した)円城浄水場の有害物質問題の対応に追われ、清算手続きを失念していた。今も後援会が追加徴収中なので寄付には当たらない」としている。

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