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山里染め上げるシバザクラ鮮やか 西粟倉村大茅地区、GWに最盛期

鮮やかな花が斜面を彩り、にぎわうおおがや芝桜公園
鮮やかな花が斜面を彩り、にぎわうおおがや芝桜公園
 赤や白、ピンク、紫色のシバザクラが岡山県西粟倉村北部の大茅地区で咲き、山里の斜面を鮮やかに染め上げている。ゴールデンウイーク中に最盛期を迎える見通し。

 住民グループ大茅地区活性化協議会が2015年から高校生や大学生と一緒に整備してきた約1ヘクタールの「おおがや芝桜公園」。植え替えも進めながら棚田のあぜ、のり面、川のほとりを約1万6千株で彩り、展望デッキや休憩所を設けている。

 紫色の花で「おお♡がや」の文字が浮かび上がるスポット、公園内の全9品種を集めた展示園もあり、観光バスや自家用車で来園した人たちが散策、記念撮影を楽しんでいた。訪れた総社市の男性(74)は「最高の風景。たくさんの花が見られて感激した」と話した。

 5月10日ごろまで午前9時~午後5時に開園し、休憩所では炊き込みご飯やスイーツを販売。29日は祭りで餅つきなどを行う。入園無料だが、維持管理のために1人150円の協力金を求める。問い合わせは協議会の井上義徳会長(090―7371―9809)。

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