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通学路安全に 岡山県警が一斉指導 315カ所でルール順守呼びかけ

登校中の児童を誘導する警察官ら=15日午前7時52分、岡山市立大野小近くの交差点
登校中の児童を誘導する警察官ら=15日午前7時52分、岡山市立大野小近くの交差点
 「春の全国交通安全運動」最終日の15日、通学路での街頭指導が全国一斉に行われた。岡山県警は小学校の通学路延べ315カ所に警察官約820人を動員し、児童らの安全確保や交通ルールの順守に目を光らせた。

 県道と市道が交わる岡山市立大野小(同市北区大安寺南町)近くの交差点には通学時間帯の午前7時半から約1時間、岡山西署員ら約10人が繰り出した。進入が一部禁じられている市道に曲がろうとする車両には警笛を吹いて注意を促したり、青信号で横断歩道を渡る児童に付き添ったりした。

 同署の鎌田裕介交通官は「通学路周辺は交通規制が多く、特に慣れない道、初めて通る人は確認を徹底してほしい」と呼びかけていた。

 県警によると、県内では2023年、登下校中の交通事故で小学生26人が負傷している。

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