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「健康経営」で社業発展を 岡山でセミナー、講演や事例発表

健康経営の事例発表などがあったセミナー
健康経営の事例発表などがあったセミナー
 従業員の心身に配慮する「健康経営」をテーマにしたセミナー(山陽新聞社主催、アクサ生命保険特別協賛)が28日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールであった。

 経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄2024」に選ばれたIT大手ディー・エヌ・エー(DeNA、東京)で社員の健康づくりを担当する植田くるみ氏が講演。スマートフォンアプリで社員が歩数を競ったり、専門家を招いたオンライン料理教室を定期的に開いたりする自社の取り組みを紹介した。

 背景にはリモートワークで肥満や食生活の乱れを気にする社員が増えたという事情があり、「社業発展に貢献するには一人一人の健康が重要という認識を社員で共有することが大切」と強調した。

 岡山県内の事例発表もあり、一般財団法人淳風会(岡山市)は健康管理のため運動量を測定する活動量計を勤務中に携帯、建設資材開発販売のタック(備前市)は従業員が落ち着いて作業できるよう声かけ禁止の時間帯を設定しているなどと報告した。

 企業の労務担当者ら約150人が聴いた。

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