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シーガルズ連勝、9位浮上 KUROBEに3―2

第4セット、速攻を決める岡山シーガルズの川島亜依美(中央)=日立市池の川さくらアリーナ
第4セット、速攻を決める岡山シーガルズの川島亜依美(中央)=日立市池の川さくらアリーナ
 バレーボールのV1は2日、茨城県日立市の池の川さくらアリーナなどで行われ、女子で10位の岡山シーガルズは3―2で11位KUROBEを下し、今季初勝利を挙げた前週から2連勝とした。通算2勝6敗で並ぶPFUを勝ち点で上回り、9位に順位を上げた。

 シーガルズは第1セットをジュースの末に失ったものの、第2セットはレフト中本、ライト山城らの強打がさえて25―14で奪い、流れを変えた。第3セットは競り負けたが第4セットで攻守に圧倒。ジュースにもつれた第5セットはレフトの金田、佐伯らが激しい打ち合いを制した。フルセットで勝つのは2月にあった昨季の久光戦以来、6試合ぶり。

 首位JTは日立を3―2で退け、レギュラーラウンド前半11試合を全勝とした。2位久光は9勝目(2敗)を挙げ、4位NECは3位埼玉上尾に勝ち、3位に浮上した。

岡山シーガルズ3―2KUROBE
24―26
25―14
23―25
25―15
20―18

 【評】岡山シーガルズが2時間18分の激戦を勝ち切った。最終第5セットは11―8から逆転を許したが佐伯の強打で徹底して攻め、最後は金田が終止符を打った。第2、第4セットは川島や長瀬の速攻などでリズムに乗って大差で奪い、勢いづいた。サーブレシーブ成功率は64・0%と安定した。ミスによる失点が14もあったのは反省材料。

 KUROBEはコクラム、高橋、山口らが攻撃力を発揮したが及ばなかった。

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