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相続や墓の整理、遺言など学ぶ 岡山で「終活」セミナー

「終活」をテーマにしたセミナー
「終活」をテーマにしたセミナー
 人生の最期に向けた準備を進める「終活」をテーマにしたセミナー(山陽新聞社主催、飛鳥グループ協同組合特別協賛)が28日、岡山市北区柳町の山陽新聞社で開かれ、市民ら約130人が相続や墓の整理、遺言などについて学んだ。

 テーマごとに六つの講座を開催。同組合の狩谷浩範営業部長は、寺などが遺族に代わり遺骨を管理する「永代供養」、墓を処分する「墓じまい」について具体的な予算や行政手続きを交えて説明し、「話し合いや手続きに時間がかかる上、物価高騰のあおりを受けて予算も年々膨らんでいる。早め早めの検討を」とアドバイスした。岡山市内の納骨堂を見学するバスツアーなどもあった。

 徳島県内にある墓の処分を検討しているという男性(78)=倉敷市=は「予算が把握できて安心した。親戚と相談して進めたい」と話した。

 セミナーは29日にも同社で開催するほか、11月25日に津山市、同26日に早島町で開く。問い合わせは同社(086―803―8013)。

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