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総社市長選 現新2人の戦いか 24日告示、10月1日投開票

(写真左から)片岡聡一氏、小西彦治氏
(写真左から)片岡聡一氏、小西彦治氏
 任期満了に伴う総社市長選は24日、告示される。立候補を表明しているのは、ともに無所属で、5選を目指す現職の片岡聡一氏(64)=同市中央、新人で元兵庫県議の小西彦治氏(51)=同県伊丹市春日丘=の2人。10月1日の投開票日に向け、2015年以来8年ぶりに選挙戦となる公算が大きい。

 総社市は22年度まで13年連続で転入超過となり人口増加傾向が続くが、過疎、高齢化が深刻な地域もある。格差解消と全市的な発展の道筋をどう描くかが問われる。

 片岡氏は、中学校の給食費無償化や老人医療介護の在宅支援などを掲げ「全国で一番市民に優しいまち、住み続けたいまちをつくる」と訴える。

 小西氏は、無投票や多選の阻止を出馬理由に挙げ「生活しやすい総社の魅力を発信し、食料危機や災害への備えに取り組みたい」と主張する。

 立候補の届け出は24日午前8時半~午後5時、同市中央の市総合福祉センターで受け付ける。投票は10月1日午前7時~午後6時、市内35カ所で行われ、同7時半から市民会館(同所)で即日開票される。

 9月1日現在の有権者数は5万6460人(男2万7166人、女2万9294人)。

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