岡山ロケ地ガイド
リゾートバイト(2023年公開)
大学に通う内田桜(伊原六花)は引っ込み思案の性格でなかなか周りに溶けこめない生活を送っていた。幼馴染で同じ大学に通う真中聡(藤原大祐)がそんな桜を気分転換のために同じく幼馴染の華村希美(秋田汐梨)を誘い、旅行を兼ねてとある島にある旅館でアルバイトすることに。
桜たちが働くことになった旅館は夫婦とフリーターの岩崎で営んでいた。ただ、旅館の主人・健介(坪内守)が足を怪我したことで桜たちをバイトとして雇うことなる。本格的なシーズン前でもあり、十分な休憩時間があった桜たちはリゾート地を楽しむことができ、その中で桜も自然と笑顔を取り戻してゆく。そんなある日、桜は女将の真樹子(佐伯日菜子)が毎晩、深夜にひっそりと廊下を歩き、食事を運んでいる姿を目撃し、言い知れぬ不安を抱く。それから数日後、夕食時に岩崎から桜たちは肝試しを提案される。その内容は桜が目撃した深夜に食事を運ぶ女将が向かうこの旅館の隠し部屋へ行くことであった。
不安を感じる桜であったが、岩崎の強引さに負け、女将の後をつけて隠し部屋に向かうことになる。いつものように深夜に食事を運ぶ真樹子は壁に見える隠された扉を開けて中へ入ってゆくが、ものの5分も立たないうちにすぐに出てくる。しかし、女将が運んでいた食事は全て空に。その様子に違和感を覚える桜であったが、岩崎はさらにおもしろがり、二人一組で女将が向かった隠し扉から中へ入ることになってしまう。最初に桜と聡がその扉を開けて中へ入る。そこにはいきなり不気味な階段があり、怖がりの桜はそれ以上進むことに恐怖を覚えていると聡はそんな桜に気づき、一人で階段を昇ってゆく。この出来事により桜たちへ後戻りできない恐怖体験が始まる。
原作:投稿者「日向麦」
監督:永江二朗
出演:伊原六花、藤原大祐、秋田汐梨、松浦祐也、坪内守、佐伯日菜子、梶原 善
■華大樹(笠岡市・白石島)
本作のメインロケ地。桜たちがアルバイトで訪れた旅館「八代屋」として登場する。
■開龍寺(笠岡市・白石島)
呪術による蘇生を試したお寺として登場。「大師堂」「加持堂」「護摩堂」などの建物は撮影に使われた。
■こぼれ話
ロケハンした撮影スタッフが白石島の雰囲気にほれ込んでロケ地に決まった。ホラー作品ではあるが、島の穏やかな空気、瀬戸内の風光明媚(めいび)な景色が収められている。スタッフやキャストも撮影の休みにカヤックを楽しんだとか。映像を通して、島の魅力に触れてみては。
(2023年12月14日 12時28分 更新)
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