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ファジ選手、気持ち切り替え汗 公式戦中止決定後初の練習に集中

リーグ再開に向け、練習に打ち込むファジアーノ岡山の選手たち=政田サッカー場
リーグ再開に向け、練習に打ち込むファジアーノ岡山の選手たち=政田サッカー場
 新型コロナウイルスの感染拡大により、29日以降の公式戦3試合が取りやめとなったJ2ファジアーノ岡山は26日、政田サッカー場(岡山市)で中止決定後、初の練習に臨んだ。選手たちは突然の試合延期に戸惑いつつも気持ちを切り替えてトレーニングに励み、クラブ側はリーグ再開に備えて対応に追われた。

 「状況的に延期はやむを得ない」と23日の開幕戦でキャプテンマークを巻いたMF上田。次戦は3週間後の3月18日のアウェー新潟戦となる見込みで「初戦で勝っていることもあり、ここから前向きに取り組んでいける」と受け止めた。

 代替開催日は未定だが日程が過密になることも予想され、DF浜田は「コンディションの維持が難しくなる」と懸念した。昨季までプレーした琉球との29日の試合を心待ちにしていたDF徳元は「正直やりたかった」と残念がる声もあった。

 試合勘が鈍る恐れがあるため、中断期間に練習試合を組み、調整する方針。有馬監督は「チームの上積みをさらに図れる。(沖縄、宮崎に続く)3次キャンプと捉え、良い準備をしていく」。けがから復帰して間もないMFパウリーニョは「チームに溶け込む貴重な時間になる」と語った。

 一方、クラブ職員は次のホームゲームとなる3月21日の山形戦に向け、安全な観戦環境を整える準備に入った。スタジアムに配置するアルコール消毒液や運営スタッフ用のマスクの確保などを急ぐという。

 この日の練習はマスク姿のサポーター約20人が見守った。夫婦で訪れた倉敷市の男性(64)は「とにかく事態が早く収まり、これまでのように試合を楽しみたい」と話した。

 クラブは27日から練習や練習試合の見学を当面中止する。

(2020年02月26日 21時18分 更新)

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