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米、対イスラエル武器供与停止も バイデン氏、ラファ侵攻に反対

 7日、パレスチナ自治区ガザ南部にあるラファ検問所に入るイスラエル軍の戦車(イスラエル軍提供・AP=共同)
 7日、パレスチナ自治区ガザ南部にあるラファ検問所に入るイスラエル軍の戦車(イスラエル軍提供・AP=共同)
 【ワシントン共同】バイデン米大統領は8日、CNNテレビのインタビューで、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ最南部ラファに侵攻した場合、同国への武器供与をやめると述べ、侵攻に強く反対する姿勢を鮮明にした。オースティン国防長官は議会公聴会で、イスラエル軍に提供する一部について既に「輸送を一時停止している」と証言。政権は圧力を強めた。

 米メディアによると、米政権は先週、2種類の爆弾計約3500発の輸送を一時停止した。

 バイデン氏は米国がイスラエルに供与してきた爆弾によって「ガザで民間人が殺害されてきた」との見解を示し、イスラエル軍の強硬姿勢を問題視した。

(2024年05月09日 10時11分 更新)

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