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パリ五輪の聖火、マルセイユ到着 9日にフランス国内リレー開始

 パリ五輪の聖火を運び、南部マルセイユの旧港に到着した巨大な帆船=8日(ロイター=共同)
 パリ五輪の聖火を運び、南部マルセイユの旧港に到着した巨大な帆船=8日(ロイター=共同)
 フランス南部マルセイユ沖をパレードするパリ五輪の聖火をのせた帆船(手前右)=8日(共同)
 フランス南部マルセイユ沖をパレードするパリ五輪の聖火をのせた帆船(手前右)=8日(共同)
 パリ五輪の聖火をのせた帆船を見ようと集まった人たち=8日、フランス南部マルセイユ(共同)
 パリ五輪の聖火をのせた帆船を見ようと集まった人たち=8日、フランス南部マルセイユ(共同)
 聖火の到着を控えるフランス南部マルセイユの旧港で行われたブレイキンのパフォーマンス=8日(共同)
 聖火の到着を控えるフランス南部マルセイユの旧港で行われたブレイキンのパフォーマンス=8日(共同)
 【マルセイユ(フランス)共同】ギリシャ西部のオリンピアで採火されたパリ五輪の聖火が8日、巨大な帆船で運ばれてフランス南部マルセイユの旧港に到着した。聖火リレーは9日に始まり、7月26日の開会式まで約1万人が走り、海外領土を含む国内の400以上の市町村を巡る。

 15万人以上の観衆で埋まった式典ではフランス空軍が上空でカラースモークによる五輪マークを描き、華々しい花火も祝祭を彩った。2012年ロンドン五輪の競泳男子50メートル自由形金メダルのフローラン・マナドゥが国内の第1走者として船から聖火がともされたトーチを地上に下ろし、最後はマルセイユ出身の歌手がリレーの各所に置かれるミニ聖火台へ火をともした。

 旧港周辺では交通が封鎖され、入場者への入念な持ち物検査を実施。テロへの懸念が高まる五輪本番を控えて厳戒な警備体制を取り、大きな混乱は見られなかった。

(2024年05月09日 07時01分 更新)

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